高速道路のインチキ性

大都市圏以外の高速道路で「土・日は上限1千円」への値下げきのうかはじまった。この値下げには我々の税金があてられるのである。

今朝の朝日新聞の社説によれば当面は2年間とされている「土日祝1千円」3年目以降もつずけるとすると、国民一人当たり毎年2千円ずつ負担を増やさなければならない。高速料金につぎこまれることが決まっている10年間に総額3兆円。

これだけで国民一人当たり2万4千円にのぼる。この事実を国民は殆ど判っていないのではないか。政府の国民へのサービスと理解している人が殆どではないか。この事についてはマスメディアを通じて国民に広く徹底する必要があるのではなかろうか。

TVで昨日千円で高速を利用した人々の喜びの顔と声を流していたがこのからくりインチキ性がわからずにいる。高速道路を利用しない人たちには極めて馬鹿馬鹿しい話で、高速道路を利用しない一般人には排ガスがふえ税金が高くなることである。政府のやり方に怒りを示めそうではないか。