日本でも国内で子供の臓器移植を可能なj法改正を

日本の子供の心臓移植を国内で行うことが非情に難しいのが実情である。今朝の朝日新聞の記事では海外に渡って心臓移植の103人のうち10歳未満の子は33人と3割に上る。

このように日本で子供が心臓移植が行われない理由は「本人が生前に書面で意思を表明する」ことを前提としていたためである。同時に「子供の脳は回復力が強い」ので生後12週間未満は脳死の判定から除外したことである。

このような日本での取り扱いから日本の子供の心臓移植は主にそれが可能な米国、ドイツに渡りこれまで行われていた。しかしこれをするには渡航費、医療費など費用が膨大で個人の財力では殆ど不可能に近い。

それでやむを得ず家族の人、ボランティアが街頭で募金を募り海外に渡って移植施術を行っていたわけである。最近の新聞記事でドイツでの子供の心臓移植についてドイツの移植手術の医者が日本のような先進国がどうして自国で移植手術をしないのかと一種の非難とも取れる発言がみられた。

それは当然と私も同調したい。日本の医学水準からこのようなことは問題ではない。それで子供の場合の臓器移植法の改正のため真剣に検討を重ねこれを希望する家族また本人の希望を日本でも一日でも早く可能とするように努力して欲しい。