米自動車会社 GM

米国自動車産業ビック3のいちNO1のGMクライスラーと並んでもう破綻寸前である。GMは販売台数は世界2位でクライスラーの約4倍従業員数も約4倍抱える債務は約3倍以上だ。(5月4日付朝日新聞)

GMと言えばあの大型の他の車を圧するキャデラックだ。いかにもアメリカ的なそのスタイル。ガソリンを撒いて走る超不経済の車。しかしかってはこの車はその人のステイタスを表す存在で富裕層また黒人の金持ちの身分ひけらかす雲の上の存在だった。

現在は不経済車の代名詞。それでこのような車は多くの人から敬遠され販売台数も低下し会社の厄介者に堕落した。

GMは米国の産業を代表する超大企業でこれの浮沈は米国経済界を左右する程の裾野の大きさ、従業員の数、大統領のオバマ氏がこれの扱いに可なり神経を使っている、つまりtoo big to fallというところか。

これからGMにも何兆円かの融資をつぎ込み企業の再建に力を注ぐだろうがどの様な企業となり、どの様な製品を生み出すか大きな興味がある。