自民党と沖縄問題

1972年の沖縄返還時に自民党が日本と米国の間に核の持込についての密約を行なっていた件について外務省の秘密文書を岡田外相により明らかになった。今朝の朝日新聞によると返還交渉の責任者だった元外務省アメリカ局長の吉野文六氏が1日、東京地裁に証人として出廷した。

外務省の局長室で秘密文書に署名したと証言。当時の愛知揆一外相ら外務省幹部も「知ってたはずだ」と語った。吉野氏は法廷で日本が米側に3億2千万ドルを支払うと沖縄返還協定に記されている。

さらに本来は米側が支払うとされた土地の原状回復費400万ドルについて日本側が負担する必要が無いのにこの総額の中にふくまれ日本がかた代わりする密約があった。このように沖縄返還時、また変換後もまだまだ自民党は米国にどんな約束事をしているかわかたものではない。

沖縄の普天間基地の問題でもどのような約束事があったのか、鳩山首相は総選挙の際のマニフェストにとらわれ年末まで結論を出すことになっているようだがそんなに急ぐ必要は無い。鳩山首相名護市長選後で新市長が誕生するのを待って決定するとのべている。マスメディアもやいや言わずにまだまだどのような約束事が出てくるか判らないので民主党のペースで対処したらいいのではないか。