辺野古を基地にさせるな

先日沖縄の名護市長に稲嶺氏が当選した。名護市の辺野古に十数年前から米国が普天間から基地を移すことを自民党政権と約束を交わしてきた。名護市の市長は三期続けて名護市の辺野古に米軍の基地を移すことを島袋吉和氏などが主張してきた。

しかし名護市の辺野古に米軍の基地を移設する反対派が長年抵抗を続けてきた。この度名護市長選で基地反対派の稲嶺氏が市長選に勝利し米国の要求を拒否する下地が出来た。

ところが米国が辺野古に基地を移すことが長年の日米合意であることを主張し鳩山氏に迫った。鳩山氏は昨年の衆議院総選挙で米国の辺野古への移設は真っ向から反対し何処か沖縄以外か外国にと述べ基地の移設で点数を稼いできた。

だが最近になり普天間からの基地の移設に沖縄の数箇所をあげその中に辺野古も入っているような口吻だ。どうなっているのか。これでは鳩山氏の一種の詐欺ではないか。我々は辺野古のあの美しい海水とサンゴ礁、それに海がめの産卵地を基地にしてはならない。せめて民主党は米国の日本の植民地視を改めるような動きがあってもいいのではないか。