トヨタのプリウスについて

トヨタは製作した車種の殆どにブレーキに欠陥が見られ世界でその数1000万台に達すると云われている。これ等の車は直ちにリコールするらしいが数年前はトヨタが年間1000万台の新車の製造をなし世界ナンバーワンを樹立する勢いであった。

ところがトヨタのブランドを自ら下落せしめるような不細工な結果を招来せしめた。つまりこの事実はトヨタの慢心から生じたものではないだろうか。トヨタは従業員の搾取をほしいままで中小企業からの収奪も厳しいものがあった。

一昨年の末から昨年の始めにかけての非正社員達の扱いは地獄の閻魔様より厳しいものがあった。今回の1000万台にのぼるるリコールに要する費用は千五百億円といわれている。このような出費を支出する以前に従業員、更に下請けを温情を持って接していればこのような情けない支出も免れれたであろう。

この問題の次に出てきたのはハイブリッドカープリウスのブレーキのトラブルである。トヨタ上層部はこのブレーキの問題はユーザーのフィーリングの問題だ。この車は昨年から今年にかけて30万台とよく売れブレーキの不具合で77件の事故が発生している。

この姿勢の傲慢さを指摘されてもやむを得ないだろう。そこでこのプリウスもリコールの対象となった。どんどんリコールが増えると企業のイメージダウンに繋がるのでこれを素直認めなかったのだろう。こ辺りを誠意を持って真摯に対応することが今後の企業について求められるべきことだ。