日本の財政赤字の解消のために

3月8日に日本の財政赤字を消去するには消費税を思い切って上げることにより財政赤字を削ってゆくしか方法がないのではないかと記した。消費税に頼るのは財政赤字をけずるもっとも安易な方法であろう。それにこのやり方は赤字を一網打尽にかたずける最善のやり方かもしれない。

しかし日本国民にとって極めて生活を苦しく快適な生活を我慢することを要求される。前政権を担当していた自民党はこの問題についてどのように考えていたのか。八ッ場ダム、川辺川ダムなどを筆頭に日本全国に100近いダムの建設、また97の飛行場作り、今朝の朝日新聞に掲載されていたように、飛行場の環境整備に高級官僚の天下りこれ等の資金をなぜ財政赤字の消去に使わなかったのか。

また大企業からの税金も財政赤字に数年前なら使えたはずである。昨年不景気だと言って赤字決算を公表していたトヨタは今年に世界に自社の車が数千万台、1千万台近のリコールのために支出している。この費用は1千5百億円を越す。国民の税金で財政赤字を消すと言う安易な方法を考えず日本国家の事業を選挙など地元の顔役のご機嫌取りを止め地道に日本の将来を考えて堅実な政治を期待する。政権は誤まった政策を何の恥じらいもなく、正しい思考も出来ない自民党から民主党へと雲変わった。したがって民主党に今後の日本の財政赤字の解消を期待する。