日本の女性の活躍を喜ぶ

今日の朝日新聞んの「ひと」蘭に日本銀行初の女性支店長「清水 李子」さんが登用されたと掲載されていた。彼女は大手銀行グループの経営を監視する責任者や外国為替市場への介入を仕切るポストを経験。

ロンドン事務所次長を経て16日付で高松支店長に就いた。128年の歴史がある日銀支店長にして、全国でも最も入行年次が若い支店長である。彼女は「ひと」覧を読むと確かに立派な人である。ただ今頃にこの程度のことが記事になることは日本としては眞に情けないことである。

永い間の男尊女卑の日本社会の在り方では、女性が活躍できたのは文学界のみだったであろう。男性とともに活躍しておれば、文学界で活躍して来た古代からの女性文学者のような人は、その中から充分男性に伍して政界、実用界、教育研究界で充分な活躍が見られただろう。

いま官界、研究界、実業界、政界、文学会で数多の女性の優秀な人材が輩出されてきている。これからの日本の各界での女性の働きは大いそう楽しみで、英国のカってのサッチャー氏、現在のドイツのメルケル首相のような優秀な日本女性の活躍を大いに望む。