残るフジタの1名の開放を


今日もまた対中国問題である。中国漁船が尖閣諸島で領海侵犯、さらに日本の巡視艇に体当たりをして公務執行妨害で船長が逮捕拘留された。これに中国側が反発、我が国のフジタの社員4名が軍事施設を誤ってビデオを撮影した。それで彼等を逮捕拘留した.

日本サイドは中国漁船の船員14名を翌日漁船とともに中国に帰している。中国はそれに倣ったのかフジタの社員3名は10日程度で開放している。しかし残る1名はいまだに拘留したままである。中国が1名を長期に拘留しているのは日本側が船長が罪状を認めなかったので拘留したまでである。中国はこれと同様に1名を長い間、拘置してままである。

中国サイドは船長の拘留に対して強烈な経済制裁をちらつかせたり、恫喝により日本が超法規的に彼を釈放している。しかし中国は4名のうちの3名は上述のような拘置の後開放したが、1名は長い間の拘留である。彼のことが心配で毎日新聞なりTVで消息を追っているが日本政府、また中国からのコメントが見当たらない。

日本政府は3名が釈放されたので、まさかこれに満足しているわけではあるまい。だったら中国に強く折衝し彼の開放を促すべきである。そうでなければ、彼は精神的に参ってしまうか、病気にでも犯されないかと本当に心配だ。彼等の行為は中国漁船のとった行為と異なりちょとした過ちである。

日本に対する中国の悪質な反発の犠牲者なのだ。日本政府がそのあたりをよく考え彼の開放に最善を尽くすべきだ。中国の暴力的行為に屈しているとどんどんなめられますぞ。言いたくないが
まともな理屈がわかる相手でなく暴力団のようなものだからよく考えてほしい。日本も尖閣諸島で中国漁船の脱法的な暴力行為のビデオと言う切り札があるのだから。それをいかに巧妙に使うかだ。日本は伝統的に外交が余りうまくない。これからは在野の有識者、また野党の有益な意見を意見があればそれを受け入れあのしたたかな中国との折衝を期待する。

○ 秋の代表的な花「萩」