悲しき{大文字の送り火」

京の盂蘭盆の「五山の送り火」に岩手県陸前高田市景勝地高田松原」の被災松を使っていただいたら、津波で流されて亡くなつた人達の供養になるだろうと思い、陸前高田市から京都市に申し出があった。ところが京都の{大文字保存会}がこの松には放射能が付着しているかもしれないので「如意ケ岳」で、この松を燃やせば山の裏に琵琶湖があり京都市内に放射能が撒き散らされえると拒否の声が上がった。

この松は陸前高田市では検査済みのもので問題は無いと思っていたらしい。ところが京都ではそのような理由で陸前高田市に送り返すらしい。私は越前高田市と福島第一原発との距離は200キロもありそんなに気にするほどのことは無いと考える。日本国内でそのようなことを行っては外国への東日本の輸出品に風評被害で大きなマイナスの影響をもたらすだろう。京都市長もなんと情け無い人ではないか。このような世界的にも知られているビッグな仏教的な祭事に、不幸にも亡くなったくなった東北地方の多くの御霊を{五山の送り火」の陸前高田市の松を用いることで大きな供養が出来たのに。