日中関係について

昨日中国の温家宝首相が雨で煙る羽田空港に降り立ちました。これは6年半ぶりの日中関係の確かな相互訪問の幕開けと言えるのではないでしょうか。6年にもわたって元小泉主相が靖国神社にまいり続け中国との関係を悪化させ日中間の関係に水を差したので昨日が両国関係改善の記念すべき日となったわけです。
私は心から喜びを表すには何か引っ掛かりがあります。なぜなら安部総理が中国が嫌がる靖国神社参拝をするともしないとも明確な意思表示をしないからです。日中関係をより確かなものにするためには靖国神社参拝をはっきり否定して欲しいです。
過去のしがらみがいろいろあるので当方が思うように単純には行かないのは判ります。しかし今や中国抜きには世界の政治経済は考えられません。あの日本人独特のあいまいさはきれいさっぱりと捨てるべきです。
あの13憶の国民を有するアジアの大国を欧米の蹂躙にまかせてはいけません。日本は今後中国と手を取りアジアのリーダーとなって頑張る頃を希望します。