新仏大統領明日就任

12年間の長きに亘ってフランスを支配したシラク氏に代わってあすサルコジ氏が大統領に就任します。EUの統合に向かって可なり力を注いだシラク氏に変わってプラグマティクなサルコジ氏の登場である。グローバル経済競争に力を注ごうとするフランスをどのように導くのか。
シラク時代には米国がイラクには大量破壊兵器があり世界にとって非常に
危険であるゆえにこれを叩かねばならないと言う米国のブシュにどこまでも反対しイラクへの派兵を拒絶した事は記憶に新しい。
この度新たに就任したサルコジ氏は新保守主義新自由主義、親アメリカ派である。
更にサルコジ氏はより豊かなフランスを目指して35時間を超えて働いたとき
所得や社会保障負担を免除する事などアメリカ的な要素を取り入れようとしている。サルコジ氏は2004年1月に香港を訪問した際、日本より中国が好ましいとの発言をしている。東京は息がつまり、京都はうらぶれている。
しかし日本が国連安保理常任理事国入りには賛意を表している。
どうか中国だけに目を向けず日本ともお互いに協力しようではありませんか。