大企業空前の利益を得ているが

桜の花

現在東京。大阪の大企業の多くは円安、資源高を追い風に好調を維持している。10数年ぶりで当初利益が最高を更新した東芝、更に富士通、シャープも最高益,松下,三菱もバブル期なみに好業績である.又大手商社6社がそろって資源高により過去最高益を得ている。
自動車もトヨタは北米の販売が好調で,売上高21兆1369億円、利益2兆40000億円、ホンダ、マツダ、スズキ、ダイハツ,三菱、も好調である。
銀行では三菱東京UFJが米国の格付け会社ムーデーズによれはAa1に
格上げ。みずほも格上げされている。このように日本の経済は好調で空前の景気に沸いているのに一般労働者、国民にはあまり好景気なる実感がなく又実際に懐に金が入ってこないのはどうしたことか。
新光総合研究所(朝日新聞によると)経済利益が占める比率はバブル経済の80年代後半でも4%だったが07年3月期は6%程度に達する見込み。
このような好況感があるのに我われに実感されないのは大企業の資本蓄積に金が回ってしまうからではなかろうか。