円安

最近1985年以来の円安が進んでいる。円安は輸出産業にとっては輸出ドライブがかかり収入が拡大し米国あたりでは自動車の摩擦が心配される。しかし資源の輸入には例えば石炭、鉄鉱石、石油などの輸入産業は物凄い値上がりが続き大変である。輸入物価は高騰し円安は外国人が安い円を買って企業を買収しようとするので長年にわたって積み重ねてきた技術や経済の蓄積が従業員と共に切り売りされる危険もある。

又為替の変動が激しくなる。従って外貨投資に慎重にならざるを得ない。いずれにしても日本の金利が低すぎるのでおきる現象でここで金利の上昇を考えるべきである。近隣上昇は日本経済にとって現在では決してマイナスではない事を強く訴える。