参院選の結果のことども

この度の参院選では自民党が大敗した。宇野氏が敗れた時に得た議員数は36名、今回は37名でジャナーりズムは歴史的大敗と報じている。自民の大敗の原因は数えるのに苦労するほど沢山ある。1)年金問題の不手際、2)政治とカネの問題、3)多くの閣僚の問題発言、4)地方税の大幅引き揚げ、5)近い将来の消費税の引き上げ等があるが、更に大きな問題がある。

憲法改正憲法第9条の改定、更に将来集団的自衛権の行使、既に行われているイラクへの自衛隊の派遣、これだけ国民に政治的マイナス面を押し付ければ全国民は黙ってはいないのではないか。また安倍内閣に嫌気どころか怒りをぶつけるのは当然である。

安倍内閣の前に小泉氏が悪政のかずかずを残して止めたのを当然是正すべきだった。それをせず引き継いで小泉亜流の政策をやれば必ずしっぺ返しが来る。その辺の見通しもなくボッチャン政治をぬけぬけとしてきた結果が今回の結果である。

現在のところこの責任を取らないとのたまはっている。私の推測では内閣を改造し、TYでもいっているように秋に解散をするのではなかろうか。私は彼が解散して総選挙をすれば益々面白い結果が生まれそうな気がする。そのようにあって欲しいのは私だけではないでしょう。

今度の選挙の結果革新政党が余り振るわなかったのが残念である。共産党などの衰退は目を覆いたくなる。市田書記局長では凄みが無い。もっと凄い論客がいるはずである。体質改善を心から希望いたします。共産党社民党が頑張らないと日本の政治はだらけてしまいます。頑張れ革新党。