福田首相の所信表明演説

10月1日に行われた福田新首相の所信表明演説について私の感想を述べさせていただきます。所要の都合でTVで彼の姿なり微妙な表情を見ておりませんので、印象記に迫力を欠くきらいがあると思います。その点はお許しください。

彼の最近の様子を見ておりますと受ける印象は官房長官時代は冷たい感じが強く、人間味あふれる暖かな感じは受けませんでした。昨日の演説は新聞によったものですので言語の機微などをうかがい知れませんでしたので申し訳ありません。

彼は所信表明演説では衆院参院のねじれ現象があるので重要政治について野党との話し合いに「誠意」をもって臨むと呼びかけているなど低姿勢ぶりを強調。「政治とカネの問題」でも野党側と「十分に議論」する姿勢を示している。

また参院選の敗因となった格差の問題や年金の問題に力点をおいた。外交面ではインド洋での海上自衛隊の給油活動継続と北朝鮮問題の解決を「喫緊の課題」に据えた。今までのように自民党が衆参両院で絶対多数を占めた時代と異なり野党がそれなりに強くなれは政権を独り占めにしていた自民党の様変わりが見られるわけである。

有権者自民党独裁の時代から少し明るさが見えてきたように思える。我々は今日まで自民党一党支配で約半世紀つらい思いをしてきたわけである。今もいぜんとして自民党政権である。次の衆議院選挙では必ずこれを引き摺り下ろして新しい政党に政権をゆだねてみよう。今のねじれ現象でもこれだけ変化が見られるわけであるから我々の頑張りで政権交代を現実のものにしようではありませんか。