万能細胞(2)

ヒトの細胞は生命が生じたときからどの臓器になるどの部分になると既に決まって成長して胎児を形成する。それを京都大学山中伸弥教授がヒトの皮膚からさまざまな細胞や組織に育てる万能細胞つまり人工多能生幹細胞(iPS)をつくり出し世界の同じような研究をしている研究者にタッチの差で先んじ大きな衝撃を与えたらしい。

恐らくノーベル賞ものだといわれている。これはさておきこうしてつくられた臓器は難病に悩み苦しむ患者に大きな朗報となっている。毎日多数のメールが寄せられこの研究の一日も早く臨床応用を多くの人が待ち望んでいる。この臓器を作る場合自分の体からとった細胞からなので拒絶反応もなく本当に安心できる。此れを実現するには多くのハードルがある。

まず強力な横の繫がりのあるチームを組む事が必要になるのではないか。また沢山の金がかかる。アメリカなどはスタッフも多く研究費も日本では考えられないほど豊かである。今回の成果は世界各地に報じられ大きな反響を呼び歓迎されている。日本での成果だから大事に育てこの分野で世界をリードし輝かしい成功をご期待します。