薬害肝炎

薬害肝炎の問題は非情に難しい。昨日の朝日の夕刊では東京地裁では症状により金額を段階的に決めるという方法を取ると述べている。しかし原告側の被害者は今後の患者の症状が今これから進行したりした場合の金銭補償や、被害者と国の定期協議の実施再発防止策については「なお協議する」するとしているという。(12月14日ずけ朝日新聞夕刊)

此れに対して原告側の患者は一律救済を求めている。これに対して福田首相は一律救済にという患者側の気持ちは分かるとのべている。ただ一律救済ということになれば数が多いので此れに対応をすることがむつかしいとの考えもある。この問題については訴訟の問題ではなく首相の政治決断の問題だとおもう。

B型C型肝炎の患者は約350万人いる。この人たちを今後救ってゆくのは首相の大きな仕事として真摯に向き合って欲しい。官僚などの変な天下りなどで多くの税金を使ったり、政治家が自分の人気取りにいろんな公共事業で金を使っているではないか。其れで薬害肝炎のような放置しておけば肝硬変、肝がんになるような人たちに対して強いヒュウマニズムをもって立ち向かって欲しい。米国の顔色を伺って膨大な予算を使っている情けない政治をきっぱりとおさらばしてはいかがなものでしょうか。