「成人」18才問題

成人年齢を18に引き下げるのかそれとも20歳のままで通すのか法務大臣の鳩山氏は法相の諮問機関・法制審議会に成人年齢の引き下げの是非について諮問した。(2月14日付け朝日新聞

此れは自民党公明党憲法改正の手続きを定める国民投票法(昨年5月成立)で投票年齢が18才以上とされたのに伴うものである。憲法改正のための国民投票には余りしっかりした分別が出来ていない若年層にも投票権を与えたほうが与党に利するとの考えがあって18才の年齢に設定したものと思はれる。

かし憲法を除いて成人を20歳にするとなると沢山の法律の変更を要求される。したがってこれも少々うるさい問題でもあり自民党公明党に今すぐプラスになるとは思えない。それで鳩山法相は動きが鈍いのではないか。万事自分たちのことについての利益ばかりを追求するのでこの問題も元の鞘に納まるのではないか。