後期高齢者の診療

最近後期高齢者の診療制度が難しくなった、「後期高齢者診療科」という仕組みである。慢性患者の「定額制」とする仕組みと診療内容に応じて費用が支払われる「出来高払い」である。この件についてあまりよく理解が出来なかった。

それで私は京都の山科区に居住しているので山科区役所の福祉部保険年金科に問い合わせたら当方でも良くわからない。それで東京の厚労省に直接聞いて欲しいと電話番号を教えられた。それで工労省に電話して教えてもらった。後で気が付いたのであるがこの労をとるのは山科区役所の仕事ではないのか。問い合わせ者に区役所が間に入って情報提供をするのが役所の当然の仕事である。

「定額制」とは患者と医師が話し合いその範囲内で検査をおこなう仕組みで、「出来高払い」は今までの検査と同じで検査費用が6000千円と決められていてもそれを超えた分は診療所が持つ。したがって検査は6000千円を越えているのでもうこれ以上は止めておくということになれば検査は行われない。いずれにしても75才以上の後期高齢者の扱いは酷いものになる。邪魔者扱い。姥捨てである。だいたいが「後期高齢者」なる言葉が気に食わない。死を待たれているようで実に気分が悪い。


追伸

道路特定財源に10年間に59兆円も型画していたのに医療費を圧迫し、更には後期高齢者医療費が息子または娘の扶養出成り立っていたのが独立して年金から引かれるのは酷い話である。同時に75才以上の人は医療費が年金から惹かれたら受け取る金額が僅かになる。59兆円のうち僅かでも福祉、国民全体に有益になるような使い方を考えるべきである。高級官僚のエサにしてはいけない。