プロ野球選手のFA問題について

14日プロ野球選手が自分の意思で球団を選べるFA問題について12球団経営者側の日本プロ野球組織と労組プロ野球選手会との話し合いが東京都内のホテルで行われた。選手会宮本慎也会長は選手全員がFAを7年に短縮する事を希望している事に対して経営者側が昨秋のドラフト以降に入団した選手から大学・社会人出身者は国内7年、高校出身者は8年、国外は9年にするとの案を提示した。

5月の日本プロ野球組織と選手会側との間でどのような結論に達するかまだわからないが、宮本選手会会長はFAが7年にという言葉が出てきたことを高く評価している。確かに現在の9年間も拘束されるのは非情に厳しいものがあり人権上も問題である。入団から9年も拘束され開放された時には選手生命も一番いい状態の時を拘束下にあり選手として自分を売り手市場に出す時にはもうトウが立ち販売価格も下落する。

ドラフトで入団する時に高額の契約金を手にした人はFAが現在の長さでもある程度我慢も出来るが低い契約金で入団し選手として活躍が素晴らしく売り手市場に自分を出すには今の9年は長すぎる。経営者側も選手は技術だけが評価の対象となる事を考えてFAの短縮の英断を期待する。