中国の違法建築

四川大地震で大きな被害にあったのは学校である。校舎7000棟近く倒壊し小中学生が其の下敷きになり池埋め人なった。これは建築物に手抜き工事や違法建築であったためである。政府関係の建築物は学校の校舎のように全壊せずちゃんと立っているのである。

私は先日この覧で鉄筋の建物も老朽化して全壊したのではないかと書いたのだがそうではなく建築後10数年しか経っていないものが崩壊しているのである。建築の素材などに手抜きがありレンガをつみ上げ適当に手を加えただけのもの、またコンクリートは壊れたものを指でこするの」ぼろぼろとくずれる。まるで「おから」で作ってあるような脆弱さである。

中国ではなにもかにも腐敗だらけで政府関係のものだけ問題になっては後で困る。他のものは金さえ頂ければ形だけでよい。中国の腐敗官僚と業者の結託によって被害を大きくしたのである。

以前に北京五輪のメインスタヂアムが完成しそれに雨のように水をぶっかけたら全体に雨漏りがはけしかった。此れが今の中国を象徴しているのではないかと書きましたが中国は手抜きと腐敗‐汚職なしには考えられない恐ろしい国である。今後此れを契機にどのようなことでもまじめに取り組む事を期待する。