サイクリング

以前から一度自分の体力がどの程度かを試したかったのです。自転車で京都の市街地まで山科から行って帰ってくる計画を持っていました。途中に九条山という山というより丘がありこれを自転車のペタルを踏んで超えるのが少々しんどい程度。目的地は川原町今出川{出町}の花屋。

大きな花屋で沢山の花の苗の品種が揃っている。フラッシュ ペチュニアが当面の目的。これを買い求め自転車の前についている篭に赤白紫の3苗を入れそっと山科まで持って変えるのに多少神経を使う。距離は往復約30KMほどで帰りは花の苗を篭に入れて丘の坂を登り降りしなければならない。下り坂でもスピードをセーブしながら一気に走り降りたい心を押させてハンドルをにぎる。

自転車は車道は危なくて走れないので歩道を走るわけであるが歩道に少しでばった箇所がありそれに車輪を取られてスッテンドウとひっくり返り自身は怪我はなかった苗のほうが気になる。大丈夫だったです。

エベレストを75才で登る登山家もおられるのだからこの程度は後期高齢者の入り口の私でも頑張れます。高くなったガソリン代の節約とCO2の抑制のため長距離のサイクリングは常日頃車に慣れきった身には矢張りつらいです。年齢―政府の唱える後期高齢者―から長距離のサイクリングで自分の反射神経と運動神経の衰えを嫌というほど自覚した試みだったです。