原油高騰の問題

私は昨日7日から洞爺湖で開かれるサミットで原油の高騰の問題を取り上げて欲しいと書いた。なぜならげんゆの高騰によりアフリカ、アジアの貧民国の住民が食料品の高騰で餓死者が続出している。

これの是正のために原油高騰の主たる原因は中国、インドなどの新規の産業成長国の旺盛な石油のがぶ飲み以外にもっと注意を向けるべきは石油の投機マネーであることも書きました。今の石油高騰を抑えるには先ず原油の増産、産油国のOPECの中で増産だ。

増産するのはサウジが50%の増産の意欲を見せているだけである。しかしこの程度ではまだまだダメである。私は自国に先物市場のある米国や英国は、投機的資金を原油高の[犯人」ではと思たりしていた。しかし5日付けの朝日新聞の記事の中に寺島実郎さんが運用資金の4分の1は日本のカネで長年低金利が続いたので金融資産が海外に流失し原油、食料の高騰を招いているとのことだそうだ。

これは寺島さんがロンドンでヘッジフアンドの責任者から聞いた話であると書いてある。石油、食料品の高騰は自分で自分の首を絞めていることである。日本の投資機関も反省するべきである。