最低賃金問題

最低賃金生活保護の水準に届いていないのが現在の労働界の実情である。我々には考えられない余りにも悲惨な現状である。一時間700百円、一日働いて5600円。ガソリンは1リッター180円余り、原油の高騰で物価は酷い値上がりが続き若者の生活は食べるだけである。

戦前の庶民の生活よりも苦しい生活を強いられるのが現状である。戦前は現在のように物質がなく娯楽設備もなかった。いまは日本は総中流生活を経験してきたので戦前のような食べて寝るだけの生活はもう出来ない。一握りの大企業が中小企業を食い物にし大企業は国際競争力を付け安泰だ。

この中小企業に賃金の低い若者が雇われ、また大企業は非正社員を抱え込み彼らから賃金を抑え企業は力をつける。大企業は多くの中小企業から成り立っており、中小企業を食い物にすることを控えること。また自己は非正社員を出来るだけ正社員化すること。

労働者が企業を支えていることを忘れないで欲しい。労働者は昔と異なり、団結権を強くし、このような社会を形成している政党を変える手段もあり、徒手空拳の労働者のパワーで自らを強力にすべきである。米国も格差社会が問題となっている。日本は米国の後塵をさけフランスなどのような強力な行動を範とすべきである。