現在のオリンピック

北京オリンッピクも5日目をむかへいよいよ佳境にはいてきた。オリンッピクの出場に選ばれた選手達が自己のベストを尽くし「金」、「銀」、「同」の目標に向かって頑張る姿は見ている我々観客も握った手に汗をし力が入る。

オリンッピクの競技はそもそも始まりの時点ではあくまで個人の成績、結果であった。クーベルタン男爵は「オリンピックに参加することに意義がある」と述べている。それがオリンピックを「国力の高揚」と位置づけ本来は都市のゲームを国家的なイベントとしたナチのヒットラーが現在のような形態にした張本人である。

更に戦後開発途上国はその国の選手が獲得した][メダル]の色により[家]、[屋敷]。「車」、[電化製品]。などの物質、[兵役免除]更には[金銭]を褒章として与える。現在では先進国でもこのような[金銭]を提供する国もある。

前オリンピック会長のサマランチ氏がプロ選手をオリンピック代表選手と認めてからこのような傾向はより激しくなった。資本主義経済の腐りきった性質がスポーツの世界おも毒しているのは情けない現情である。今回の北京オリンッピクは中国は共産主義国家はどこえやら国を挙げて資本主義経済の悪弊にどっぷり浸かった感じがする。オリンピック後の中国はどないなるのかな。