若ノ鵬大麻所持事件

昨年大相撲では、時津風邪部屋の親方はじめ兄弟子達が、序の口力士時太山(斉藤俊さん)を殴打殺害した。しかし暴力事件はその後も起こっている。相撲協会の理事長は今後このような事件はもう二度と起こさないように充分気をつけたいと明言していたにもかかわらずだ。

今回相撲協会で起こった事件は現役力士が警察に逮捕された前代未聞の事件である。つまり大相撲間垣部屋若ノ鵬寿則((ロシア人、本名ガグロエフ・ソスラン)が大麻を自分の財布に入れていたのを落とした。それを拾った人が警察に届けた。警察で内容物を調べていたら大麻が入っていた事が判明した。それで若ノ鵬の部屋を調べると大麻吸引用の水パイプが見つかった.ここまで大麻使用がはっきしているので彼を相撲界から追放すべきである。

最近の相撲協会の内部ではかってなかったような事件が相次いでいる。それに力士達の土俵上の態度は目に余るものがある。例えば横綱朝青龍の態度などはその際たるものである。横綱は人格、人柄、生活態度など紳士でなければならない。にもかかわらずその態度たるやプロレス選手のような態度である。

日本の伝統美。しきたりなどは近頃外人力によりめちゃくちゃに破壊されている。日本の綿々と続いた勝負にこだわらないそのよさが失われている。勝てばなんでもあり、OKであると結う姿がモンゴルの朝青龍によって持ち込まれたのである。それが相撲の土台を壊し今回のような事件が起こった大きな原因である。相撲協会の理事長は今回の事件でいさぎよく引退し適任者を選ぶべきである。