中国オリンピック終幕

北京オリンピックは8月8日から始まって昨日17日に終わり17日間の熱戦の幕を閉じた、中国は自国での開催で51個の金メダルを獲得し大いに気を吐いた。

通常オリンッピクが開催されるとその国は開放的になり民主化がより一層進むと言う傾向が見られるが昨夜のTVニュースを観ていると米英のジャーナリスト10名が中国側の官憲に捉えられ10日間も梗塞されている。ブッシュ大統領はこのような政治的な問題ならば1日で開放すべきであると怒りを込めて中国側に抗議している。

中国では普通の感覚で物事を考えられない複雑な政治的背景を持っている。今回のオリンピックを内陸部の農民、低所得者達が多く観ていない状態が中国の実情である。

民主化どころか格差がより一層進み中国の農民出稼ぎの犠牲の上であの他の国家がまねの出来ない華やかなイベントが可能になったと確信する。中国の国家形態は絶対に欠くべからざる格差が必要なのである。つまり中国野格差は必要悪である。政治、経済は沿岸部と内陸部の存在が中国を現時点の中国たらしめているのである。オリンピック後の中国を注目したい。