沖縄サンゴの危機と温暖化

今朝の朝日新聞の一面見出しである。大きな活字で”最大サンゴ危機”沖縄・石西礁湖と出ている。更に横書きの見出しに“5年で7割減白化主因”と記してある。地球温暖化による沖縄の石西礁湖、は石垣島西表島に挟まれた東西約30キロ、南北約20キロの範囲に広がるサンゴ礁海域。

ここのサンゴが上記のように5年で7割が白化しているとのことである。魚類四分の1がサンゴ礁に生息している。このような現象は海水温の上昇によりもたらされるものであり更に海水温の上昇はオニヒトデも増加しサンゴを食い荒らすようである。このように地球の温暖化は海水温を上昇させ海に貴重なサンゴの滅亡をもたらす。

これは地球の温暖化による海水温についての話であるが今年の夏の異常気象―大気の問題について皆さん既にご存知と思います。日本だけに限って申しますと全国いたるところでゲリラ豪雨が襲い普通小川だったところが増水し大河と化したり都会に1時間100ミリ以上の豪雨に見舞われ家は浸水し、車は止まり、流され、人の胸辺りまでの濁流は道路,がけを壊し,死者まで多数出している。

このような現象は、今までなかったこと地球の温暖化の結果であることははっきりしている。高山地帯の氷河が溶け出し大量の水量となって流れ出し将来の水不足にも繋がるとの心配も杞憂ではない。地球の温暖化はあらゆる点から我々を襲ってくるので温暖化の対策は日ごと着実に進めるべきである。