汚染米の処理

日本は米の大生産国である。しかしウルグアイ・ラウンド合意で778%の高関税を懸ける代わりに一種の義務のような形で米の生産国からの輸入を課せられた。{9月17日付朝日新聞、ニュースが分からん!}

中国などから輸入する米に基準を超えるメタミドホスが含まれ農水省はのりなどの工業用に使用するように指導してきた。しかし余りにも大量でこれの利用に日本側では困っていたのが実情である。返品するには量的な問題と金額の問題もある。そこで三笠フードなどがこれを安値ねで買い叩いたわけである。

農水省も願ったりかなったりでほくそえんだわけである。ところが是には裏が当然あった。現在の三笠フードの以前の社長がこれを加工して日本の流通米と見分けが付かないようにする。旨い精米テクニックを伝授したようである。

それでこれを国産米にませ合わせて使えは元の値段の40倍の利益が得られる。おおくの消費者は旨く騙されて国産米と思い込み食用に供用していたわけである。この事実は長年続けられてきたので昨今の問題ではない。三笠フーズ以外にもこのようなテクニックを弄している業者が多くいるはずである。農水省との癒着の構造と考えてもいいのではないか。農水省もこれについてはよくご存知のはずである。知らぬは消費者ばかりである、