名古屋刑務所の刑務官による殺人

名古屋刑務所で01年男性受刑者が刑務官から肛門に放水を受けその後死亡した事件である。この受刑者が刑務所内で刑務官をてこずらしたということで当の受刑者を裸にし壁際に立たせて至近距離からホースで尻に放水し内臓破裂で死亡させた。それでその行為に対して一審では有罪が決定していた。

それでこの行為は2刑務官によって行われたものであるが一審に続いて二審でも一人は特別公務員暴行陵虐致死、一人は同幇助の罪に問はれ有罪が決定した。

2審では一審より重い「虐待」以外の何物でも無いとの理由で副看守長乙丸幹夫被告に懲役3年施行猶予3年、看守部長高見昌洋被告に懲役1年6ヶ月施行猶予3年の判決がいい渡された。

この判決はかなり甘いのではないか。一人の人間の命を奪っているのである。刑務所内で少々言う事を聞かないといって人を殺すのは殺人以外の何物でも無い。立派な殺人である。刑務所の刑務官ということを裁判官は考慮しておお甘な判決を下したのではないか。

この2名には15年、10年の実刑を科するべきである。最近海自のイージス艦での人殺し、更に海自の配置換えを希望する隊員に対する「はなむけ」殺人。公務員の人殺しが目に余る。厳しい判断を下して欲しい。