米国発経済不況

株価が来る日も来る日もどんどん安値を重ね昨日の終値は700円代、同時に円高も猛烈な勢いで高値となり100代を突破90代をつけ私達素人が新聞を見たりTVの市況報道を見ていてどうなるのかなとかなり心配になってくる。

米国でサブプライムの問題により起こった米国発のこの不景気は最初は日本の金融機関はサブプライムの証券を余り購入していなかったので火傷はソンナに酷いものではなかった。

ヨーロッパ当たりがかなりの被害が出て金融機関は公的資金の注入を余儀なくさせられたり日本より酷い常態が見られた。最近になれば何故か日本が株価の下がり具合がヨーロッパより大きくドルに対する通貨高も厳しい。

トヨタ自動車あたりはドルに対して一円高くなれば年換算40億円が消える。他の輸出に依存している大企業も多かれ少なかれ同じ事だと思う。しかしついさきほどまで続いた日本の数年に亘る好景気で大企業は40兆という天文学的数字の資本の蓄積をしている。

この場合困るのは大企業を支えている中小企業なり派遣、契約労働者である。またフリーリーター達ではなかろうか。米国でサブプライムローンで一儲けしようとした一握りの資本家のまいた種が今このような世界的不況を呼んでいるのである。一日も早く不況から抜け出し安穏な生活を出来ることを期待する。