梅田ひきにげ事件

最近新聞を開けば殺人事件など毎日の出来事で殆ど事件にならないくらいである。しかし10月20頃大阪で起こった「いわゆる梅田ひき逃げ」事件はひどい犯罪だった。男性会社員の鈴木源太郎さんが友人と朝早く梅田を歩いたときに車に引っ掛けられその車は引っ掛けた鈴木さんをそのまま3キロほどひきずり殺人を犯した事件である。

鈴木さんに接触した時そのまま車を停止させていたら鈴木さんは亡くならずにすんだわけである。ところが事件を起こしたの吉田圭吾容疑者は鈴木さんを引きずったまま3キロ逃げた。何故その様な結果になったのかは新聞に詳しく出ているのでここでは割愛する。

近頃の老いも若きも命を余りにも軽く見る。鈴木源太郎さんの凄惨な事件を起こしてもそれに対する罪の意識がまるで無い。何かゲームをしているような感覚ではないだろうか。我々の比較的若かった時代には今のような殺人事件は毎日のようにマスメデアにのることは無かった。

バブルがはじけその後の失われた10年の不景気を経験してからが人の命を軽く見るようになったと思う。社会が暗く歪むと人間性は失はれ人間の性善説はどこえやら。現在のように資本主義経済社会の格差が酷くなればなるほど人間性の狂いが生じる。

今の社会体制でのこのすさんだ状態を修復するには経済的に明るく少しは安穏に生きられれば少しはましな社会生活を享受できるのではなかろうか。それには先ず政治の仕組みを変えるべく努力をしなければなりません。

何十年も同一政党のもっとで我々はまともな生活を楽しむことが出来たでしょうか。我々は先ず自民党の何十年にも渡る悪政を変えなくてはいけません。そのための強力な武器選挙権があります。米国でブッシュに繋がる共和党を叩きアフリカ系黒人の新しい政治が来年1月から始まります。アメリカ人は政治を変えたのです。我々も選挙が近いです。政治を変えようではありませんか。