車が売れない

グロウバルの経済不況で車の売れ行きか全く振るわない。日本ではトヨタが米国向けの車の生産を40万台から30万台余りに下方修正、トヨタ九州では生産を半減、九州日産では生産が7割減だとのことである。それに伴って製造現場の派遣社員1000名近く解雇。

このように1000名単位の現場派遣社員の解雇はそれを支えてきた中小企業に仕事が無くなり雇用者の解雇に繋がる。このように自動車会社の裾野が広く親会社、中小企業を含めた労働者の失業は500万に達すると見られる。このような現状だから中小企業の倒産も激しいものがある

車の生産が減れば鉄鋼メーカーの生産も厳しくなる。米国では車購入のための銀行のローンの査定も厳しくクライスラーなどは大きく値引きをしている。それにも拘らず車の購入は極めて少なく新車販売10月からぱったり止まっている。

トヨタは」10月から「ゼロ金利」の自動車ローンキャンペンをした。ヨーロッパでは「BMW」の純益が前年の60%減で大幅な減収。車の減産にも力を入れている。「メルセデスベンツ」でも販売減に悩み国内全工場の生産停止をする予定。

これ等の原因は最初に記したようなグロウバルな不況であるが最近まで原油の世界的な高騰があったことも見逃せない。化石燃料に頼らず太陽光の利用が車による公害をなくし無限であるので一日も早くこの分野の開発が可能になる事を祈る。