オバマ新大統領就任(2)

米国の前大統領のブッシュ氏の人気は極端に悪く低支持率の反動もあったのと思はれるが新大統領のオバマ氏への熱狂的な歓迎振りは恐ろしいほどのものだ。ただ単なるブッシュ氏への反動ではなく彼がアフリカ系の黒人であることそれにその弁舌の爽やかさと力強さ、さらには彼の近い将来における具体的な計画も一般大衆を引き付けたのであろう。

例えばこの一二年でイラク派遣の軍隊の撤収、今後10年間で太陽光発電等の代替エネルギーの開発に1500億ドルを投入し500万人の雇用を計画している。つまりグリーン・ニュディールと呼ばれる環境整備計画である。此れは省エネ家屋やハイブリッド自動車の普及を可能にしこの産業構造は21世紀型の構造改革である。

また彼は米国で一般的となった資本主義経済の悪弊格差社会の消滅に全力を注ぎたいと述べている.このように米国内外に多くに国の人たちにもアッピール擦る施作を実行し世界をリードすべき大きな計画を抱いているがただイスラエルのガザ侵攻に対してオバマ氏は具体的な発言が見られずイスラム世界がかなり複雑な感情を露にしている。

米国の対イスラエル問題は米国にとって難しい政治問題だが此れの大手術によってパレスティナでの紛争解決を可能にするであろう。