オバマ大統領と麻生首相

米国にオバマ氏が大統領に選ばれて初の外交交渉にクリントン国務長官により日本、インドネシア、韓国、中国が選ばれた。其の直後に我が国の麻生首相が米国に招かれた。

クリントン氏のアジア歴訪は日中の持つ多額の外貨が目的だろう。麻生首相オバマ大統領の施政方針演説の前に招かれたのにも日本の外貨がその目的だったのだろう。その後麻生首相は1万1千キロの遠路を僅か1時間半の会談に米国に飛んだわけである、夕食、昼食、朝食なしのなんの愛想も無い話し合いのみの場を持ったのである。

オバマ氏の今年の施政方針演説の直前の会合で共同声明も何も無く想像するに麻生氏は日本の外貨による米国債の購入の要請などを受けて日本に帰ったということである。麻生氏は日本では支持率も極端に悪く、評判も最低である。もう死体といっても言い過ぎではない。

しかしまだ首相である事に間違いない。彼への米国での扱いは異国の首相としての扱いでなくホワイトハウスに入った。しかし支持率が悪くても、氏に対では日本、日本国民の代表である事には変わりない。オバマ氏はその辺の感覚が欠落していたのではないか。彼に対するオバマ氏の最低でもいい丁重に扱って欲しかった。日本人としてのプライドを酷く傷つけられた。