日本の保守党議員

自民党にあまりにも世襲議員が多い。自民党以外の政党はこのような状態でまともな国政ができないとの声も聞こえる。このような考え方がおこっても当然である。自民党議員の4割近くの議員が世襲である。

彼らによる議員構成は麻生総裁の関係閣僚のうち11名が世襲議員である。したがって議員閣僚構成は世界でも日本だけに見られる珍現象ではなかろ自民党は次の総選挙からは世襲を公認しない方針を打ち出している。

しかし自民党として公認されなくっても無所属で親の地盤から出馬して当選すれは自民党に入党する。このような抜け穴があるので要するに民主党が唱えるように三親等以内はその地盤を引き受けられないようにすべきである。

残念ながら日本の現状を作ったのは選挙人が馬鹿であることの証明である。日本人は昔から一度ある特定の家、人から何かプラスになるような恩恵を受けると何時までもそれの恩恵を忘れずいわゆる義理、人情と言う他国民に見られない習性がある。

つまり日本の美徳?と言うものの現れであろう。したがって合理的な行動様式は冷たい、不人情であろう。しかし近代化は人間性の古い皮を一皮,二皮とむき新しいテーゼを持つことを要求する。