党首討論

今日は国会の会期中の水曜日、党首討論の日である。民主党の代表が小沢氏から鳩山由紀夫氏に代わったので党首討論が実現した。小沢氏はこのような論議をあまり好まない。それで久しぶりの討論会となったのだ。多少期待を持ってTVの前に座り込んだ。

麻生首相はご存知のようにお頭の方がもう一つで相手の鳩山由紀夫代表と丁丁発止と論戦を戦わせられるような代物ではない。したがって会場はイギリスの党首討論の場のように盛り上がりを欠きやたらとヤジがうるさく耳につた。

鳩山由紀夫代表はきちんとポイントをおさえ論理的に麻生氏につめよった。しかし麻生氏では態度なり発言に大柄さがみられるだけで自民党の党首らしさが全く見えてこない。本来的にはこのような論戦は上述したように討論事項がピンポンゲームのように会場も視聴者も一体となり問題事項のやり取りを楽しむ性質を持つものだ。

またの機会を待とう・。鳩山由紀夫代表を褒めた。しかし西松建設の件を麻生氏に追及されたときただ一箇所齟齬がみられた。しかし日本の検察庁が権力と一体とった実にお粗末な機関である事を指摘し、更に自民党に山ほど西松建設の蜜を吸っている様の話が鳩山代表のミスを帳消しにした。