雇用破壊に負けるな

今日は「派遣切り」に負けることなく立ち上がった力強い労働者の話を記してみます。自動車部品メーカーTR−メティクス(愛知県)の「派遣切り」とたたかい団体交渉で直接雇用を勝ち取った話です。

染井泰志さんは4年7カ月も派遣で働かせていました。3年以上働けば会社に直接雇用申し込みの義務があると知り頭に怒りがこみ上げてきた。直接雇用は6ヶ月更新の1年契約ですが、団体交渉で社長は「生産量があれば切ることはしない」と約束をしたようです(しんぶん赤旗6月8日)

このように労働者は強く筋を通して雇用者側と折衝し労働者サイドの力を経営者側に示し有利な条件を勝ち取ることが絶対条件である。現今は労働者の組合活動が低調になり我々年配者がかって若い頃の「昔陸軍、今総評」のような労働者の団結を強固にして経営者に立ち向かって頂くことを心よりお願いする。組合の力が強くなれば現在のような格差社会も是正されること必定である。