アニメの殿堂

今朝の朝日新聞麻生首相が計画している「アニメの殿堂」についての記事が大きく掲載されている。この「アニメの殿堂」は政府の14兆6千憶円の補整予算のなかに組み入れられた117億の箱物である。これまで不要な箱物が日本各地に造られ批判の対象となってきた。
ところが今の首相が大のアニメ好きである。現在日本のアニメが世界でかなり喜ばれ、受け入れられ評価を得ている。それで国が音頭を取って「アニメの殿堂」を作ろうというわけである。いくら世界的に評価を得ているといってもたかだか「漫画」でしかない。

このような程度のものに国が多くの予算を割く必要があるのか。これからも永く評価を得、より高い次元に引き上げられ世界の芸術をリードするような代物であると私は考えにくい。

したがってこの巨額の費用を京大の医学部のIPS細胞の研究費、多くの失業者の救済更には高齢者の医療費などの福祉に使うほうがより喜ばれ有益と考える。[アニメの殿堂]への117億円のししゅには大反対だ。