足利事件の再審

いわゆる足利事件で菅家さんが無期懲役から一転無罪で釈放される事になった。この菅家さんの事件は当初制度の低い初期のDNA鑑定と13回にも及ぶ殴る蹴るの自白の強要があった


それで菅家さんが取り調べ当局のDNA鑑定と自己の自白を捜査当局が採択し犯人と決めつけた。裁判でもこれらの(DNA鑑定、自白)資料から最高裁無期懲役が確定した。ところが最近菅家さんから再審の要求が出され再審で最新のDNA鑑定が行われたところ菅家さんが真犯人ではないことが確定した。

最新のDNAの検査が行われていなかったら菅家さんは無期懲役という残忍な刑罰をうけ冤罪で人生を棒に振る恐ろしい結果を体験しなければならなかったところである。

それで宇都宮地裁一審、二審東京高等裁判所最高裁が誤った判断を下したこと。東京高裁が最高検、警察の取り調べに問題はなかったかなど裁判のやり直し決めている。
今後このような事件が発生し冤罪者の防止に徹底的に努めて欲しいものである。