中国の少数民族

昨日中国の周辺の弱小国家新疆ウイグル自治区での騒乱で死者140名のマスメディアの報道を書いた。昨日の夕刊では新疆の騒乱での死者156名、拘束者1434名となっていた。

中国では昨日も書いたが中国周辺部の小国を植民地的に支配しているわけだ。中国の周辺部には55の少数民族国家がありそのトータルは中国国土の約6割にも達するようだ。(7月8日付朝日新聞)この諸国家から産出する石油、その他の地下資源が中国国家にたまらない魅力だ。

したがってこれ等の国に自立を任せることはとても出来ない。それどころか最近漢民族がどんどん支配し少数民族にたいして漢民族の勢力が強くなり大きな較差が生じている。

中国はこれら周辺部の小国からそれらの国家が所有する中国発展に資する資源の収奪を強めこれ等の国家を自国に取り込むことが大きな狙いだ。

中国がこれ等の小国に自由と独立をあたえ近代国家として認め共存共栄を指向しなければ何時までも中国は騒乱で悩み世界からもまっとうな国として認知されないだろう。