ウイグル族の独立要求

中国は今や政治経済で巨大な国家になり特に経済では世界の工場とまで言はれるほどの成長を成し遂げた。しかし中国の周縁部の弱小国家ソビエトロシアが崩壊し周辺部の弱小国家が相次いで独立した。

それに刺激を受けた中国に支配されている国家群は独立を中国側に要求している、5日にも中国・新橿ウイグル自治区ウルムチでの大規模な騒乱は大きな犠牲を出した。この世界の経済大国に弱小国のウイグル族がデモ行進を始めると武装警官―完全武装軍隊―がデモをめがけて発砲し死者140人を出している。戦車も繰り出したとの情報もある。

中国は大きな国であるので周辺部の弱小国の独立くらいは認めてもいいのではないか。チベット等もしかり。今後中国が世界の大国を目指すなら立派な民主主義国家とならなければ世界から認められないだろう。

今の経済は資本主義、政治は共産主義の奇異な形態国家では在るが民主主義ぐらいは理解できるだろう。この奇妙な国家にも民主主義を導入して世界と友好関係を結ぶべきである。さもなけれな単にただ人口の多さで世界の市場価値として、そしてドルを溜め込んだ金満国家として評価されるだけだろう。中国には「百年河清を待つ」が永久に続きそうだ。