紙の辞書?電子辞書?

今日の朝日新聞の27面に「紙の辞書?電子辞書?」という見出しで辞書の利用に問題を提起していた。最近紙の辞書を使う人が少なくなり高校生などはワンタッチで意味がまた漢字が得られ持ち歩きに簡便であるという理由で圧倒的に電子辞書の利用が増えている。

私は長年紙の辞書に慣れ親しんでいるので電子辞書のみに頼るのには抵抗がある。大昔に購入した岩波の広辞苑は活字が小さいので殆ど使わない。もっぱら紙の辞書は講談社のあの大きな日本語大辞典を用いている。ただパソコンを打つ場合には机を離れなくて済む電子辞書または岩波の国語辞典が便利だ。私のような年配者がパソコンなどに向かう場合はいいが高校生、大学生が家で勉強に辞書を用いる場合は紙の大型の二冊に分岐している広辞苑などの利用を薦めたい。私も岩波の2冊に分岐している辞書を狙っている。

自分が求めている文字が見つかると比較的難しい文字であればそれを用いた例文が記載されている。いい学問の友となるのではなかろうか。

安易な電子辞書で済ますようなことを癖にするほかの学問にも波及し全て努力を避ける癖が生まれないか。学問は古来からオーソドックスなあり方で進化するものである。したがって私は辞書を用いる場合出きるだけ努力を重ねることが大切だと考える。