農業再建

「日本の農業が危ない」今朝の朝日新聞の社説を読み心の奥深く強く打つものがあった。この日本の農業について一考しなんらかの手を打つことが焦眉の急であることはかなり以前から各方面から提唱されていた.

つまり米作りの減反政策である。国内を電車で旅行し車窓から農地を見ると草がぼうぼうとはえ、荒れ果てた空き地が田圃の中にひときは強く目を引く。自民党の40年に亘る減反政策の結果である。いまの自民党の姿を見ているようだ。

農家に補助金を出し米作りを押さえたのが日本の各地に虫くいの穴が空いたのである。これをトータルすると埼玉県の広さに匹敵するそうだ(8月9日付朝日新聞社説)。どうしてこのような事になったのかと言えば自民党が大企業の製品の輸出を促進する代わりに農作物を海外から購入する。自民党は大企業のためならどの様なことでもする。

このようにして作った資金は何兆円にもなり官僚の天下り、下らない箱物の作成、利用されない道路、ダムなど自分達に都合のいい金になったり、票になったりする事にどんどん使用されてきた。この8月の衆議院の総選挙でこの悪の権化のような自民党を奈落の底に突き落とそうではありませんか。