夏の高校野球選手兼題会

第91回全国高等学校野球選手権試合は甲子園で4万7千人の大観衆注視の下で大熱戦を繰り広げた。9回表に中京高校は10対4と楽勝のペース。

だがここで日本文理高校が9回に5点を獲得10対9と一点差に迫り未だランナーが二死1塁3塁と同点乃至勝ち越しのチャンス。しかしまことにうん拙くバッターが3塁頭上へ痛烈なライナーで万事休す。中京大中京はかって6度の優勝をしている。

ここで日本文理高校新潟県勢が未だ優勝経験を持たないので是非逆転勝利を収めて優勝の美酒に浸ってもらいたかった。中京高校が打つ日本文理高校も負けずに14安打を打ち返し9回表の6点差を5点を取り一点差とした打棒の威力と精神力は残念な負け試合に心より拍手を送りたい。

関西の熱暑は東北のそれとは比較にならないくらいのものがあり、また冬には降雪でグランドもままにならない時もあろう。このような悪条件を克服して決勝戦まで勝ち抜いたその体力、気力は立派である。次回の高校野球選手権での優勝を心より期待する。頑張ってください。