広島、長崎のオリンピック招致の考え方

オバマ米大統領が核の削減と地球の温暖化を促進すべきであるとの発言がノーベル賞選考委員により高く評価されノーベル平和賞が授与された。

このノーベル平和賞に核問題が取り上げられていたので広島と長崎の両市が共同で2020のオリンッピクの招致を決めるようである。原子爆弾が両市で投下され後にも先にも起こり得ない歴史的事件であったことは世界中の人が知っている。

それで両市がオリンピックの開催地として名乗りを上げようとの意図は判らないことはない。しかしゲームを行うには両市の距離が余りにも離れすぎている。それに開催をするには両市の規模では困難だ。

いずれにせよオバマ発言に取り入ろうと言う魂胆がよくない。それよりオバマ氏が日本にやってきた時に広島、長崎に原爆の悲惨さを観賞に誘導する政治的配慮を強力に進めることが先決だ。広島、長崎両市の甘えの構造は実にいやだ。