チャイナアズNO1

中国の経済発展はいまや驚くべきものがある。自動車の生産台数は米国日本を追い越し年間1千万台に迫り、外貨準備高も世界NO1である。沿岸部の富裕層は何千億円を手にしこのような大金持ちがごろごろしていると言う。一方太平洋岸側の上海、北京でのガタビシの住居に住まい明日の食費にも事欠く階層がいる。

新型インフルの我が子違棄か」貧民層で新型インフルに罹った我が子の医療費が払えず側溝に突き落とし死なせるような悲しい実情が掲載されていた。中国はこのように億万長者と貧民の格差が激しくこの国をどのように表現したらよいのかさっぱり訳がわからないところが実態だ。

日本が1970年代の後半から1980年代の前半に一億総中流で世界のトップクラスの生活を享受したとき何度も書くが米国の経済学者エズラ・ボーゲル氏がジャパン アズ NO1なる書物を著したが今度はチャイナ アズ NO1なる書物が日本人により出版された。しかしさきほど書いたような億万長者と貧民で構成されている中国が果たしてNO!なのか。私は興味が強かったので今日、朝日新聞の読書欄に紹介されているこの本を早速図書館にリクエストに行った。