ノラ達の生活

私はTVの7時頃の天気予報が毎日とても気になる。なぜならノラ達にとって雨、冬場は朝の寒さはらく不快だろうと想像するからである。それでできたらたら明日はいい天気で気温もあまり低くなって欲しくないと思う。私が朝ウオーキングでノラ達が生活している辺りにさし掛かるとノラのなかで一番人なっこい「チビ」が私の姿を見つけると飛んできて餌をねだる。寒さもさほどでない時はうらがえりお腹を出して喜びの姿態をあらわにする。

そのうちに「くろ」も表れて二匹供に仲良く朝食だ。くろはかなりグルメで何でも食べない。くろのために用意した「銀のスプーン」を与えるとチビが横から首を突っ込みがりがりと食べてしまう。チビには缶詰半分がりがりの餌さをたっぷりと与えているがくろの餌もたべお腹が一杯になるまでたべる。

冬将軍に負けないようにしてやれることはお腹を膨らませて寒さに負けないためだ。チビは大食漢でお腹が両サイドに張り出している。くろとチビたちは自分達のすまいが切り倒された材木が積み上げられた場所が快適な住まいだった。つまりかれらのテリトリーだったのだ。ところが京都市がこの材木半分程度処分し私が行くと山の裾で丸くつくなんでいる。このノラ達は雄でありながら本当に仲がいい。そこで付けくはえておきたいことはチビの鳴き
ごえである。やさしい小さな声でなんとも可愛いと言うかいとおしい。

くろ達の住まいの向かって左側に茶色に少し黒色がまじった猫達のテリトリーだ。いぜんはこのグループは険悪で決して仲がよくなかった。ところがこのノラ達の夫婦に出来た子供が大きくなるとこのノラは雌だったのでチビが後を追っかけ二つのグループが共存状態と和が出来た。

雄世界に雌が現れると雰囲気がこれまで変わるのかと驚嘆する。このノラはどこかのセンス抜群の理知的で、引き締まった美貌の奥様に飼い猫のように懐き甘え少しもノラのような感じを与えない。ここのノラ達の生活は雨と酷寒がなければ彼らは幸せでしょうに。チビとくろのありようを見ているとくろは「猫ができている」とでも云うがチビ、くろともに頭のいい猫だ・
同時にくろ達のグループも茶色系のグループもキャラクターがいいので多くのフアンを持ち朝昼夕方の食事の差し入れで丸々肥えている。