大企業のからくり

今朝の朝日新聞の「声」欄のトップに、トヨタの経営が黒字になったことを賞賛し、日本の世界的な大企業の回復振りに喜びの記事が取り上げられていた。私はトヨタの経営が黒字になったことに何もけちをつけるつもりはない。

一昨年の後半年末を控え、それまで「いざなぎ景気」で潤っていたトヨタのみならず、他の大企業もリーマンショックで、経営が即赤字になり?非正規雇用者が争って企業から追い出された事実を思い出す。それで彼らは退職金もなく路上生活を余儀なくされた。それで非正規雇用者はトヨタなど大企業から酷い仕打ちを受け、大企業の非情なやり方に、心よりはらわたが煮えくり変える怒りを覚えたのである。

その後トヨタは米国でトヨタ車の欠陥車のリコールで、数千億円の出費を重ねその後僅かの期間で黒字とは!大企業は我々庶民には分りくい手品でも出来るように思う。はっきりいえ、ば大企業には隠し資産が庶民には理解できない形で存在するのだろう。雇用形態を糺し今のような格差社会を、労働者や我ら庶民は年を取りすぎているが、これの是正のために頑張ろうではありませんか。